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プレスリリース

有限会社いやタクシー・東出雲観光バス で「WaKaYo」を搭載した観光バスの運行開始について

 松江市、東出雲を中心に、観光旅行、視察・研修旅行など貸切バス事業を運営している、有限会社いやタクシー・東出雲観光バス(以下、東出雲観光バス)で2022年1月より二酸化炭素濃度モニタリングシステム「WaKaYo」を搭載した観光バスの運行を開始しました。

 東出雲観光バスでは、コロナ禍における、乗客の安全と安心への取り組みの一環として、この度、IoT技術の活用による新型コロナウイルス感染予防対策を目的とし、当社と共同し、観光バス車内に二酸化炭素濃度モニタリングシステムを設置しました。乗客がスマホでQRコードを読み取ることで、乗客に空気環境を見える化し、二酸化炭素濃度が基準値を超えた場合には換気を促します。

 当社が開発した「WaKaYo」は、空気中の二酸化炭素濃度、温度、湿度を測定し、IoTデバイスにより測定データをリアルタイムでクラウド上にアップロードするため、室内や車内の空気環境を、どこからでもインターネット経由でリアルタイムにモニタリングを行うことができます。

 開発には、しまねソフト研究開発センターが開発したIoT小型デバイス向け組込言語「mruby/c」を用いています。また、企画から製造までを島根県内で実施したMade in島根の製品です。

 本取組みをとおして、島根県発のIoT技術による新型コロナウイルスへの感染予防対策を図り、地域経済活動の活性化への貢献も目指しております。

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