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プレスリリース

第1回 山陰広域国際ハッカソン「Hack Yakumo」を開催しました

 国内外のITエンジニアが国境を越えたチームで挑むハッカソンイベント「Hack Yakumo Demo Day」を2025年11月14日(金)に米子市で開催しました。
 https://www.hack-yakumo.org/1st-yonago/demoday

 株式会社テクノプロジェクト(本社:島根県松江市、代表取締役:山中 茂、以下「テクノプロジェクト」)は、株式会社People Cloud(本社:島根県出雲市、代表取締役:牧野 寛)、東亜ソフトウェア株式会社(本社:鳥取県米子市、代表取締役:秦野 博行)、GONENGO合同会社(本社:大阪府大阪市、最高経営責任者:Xin Suzuki)とともに実行委員会のメンバーとして山陰広域国際ハッカソン「Hack Yakumo」を主催しました。
 また、テクノプロジェクトのエンジニア3名がハッカソンに参加し、海外エンジニアとの共創に挑戦しました。

 Hack Yakumoでは、ロシア、カザフスタン、ウクライナ、ブラジル、インド、ミャンマー、日本の各国エンジニアが5つのチームを形成し、10日間にわたり出雲・松江・米子の3都市を舞台にチーム開発を行いました。
 その間、チームは『東京ドームシティ来訪目的の「点」化→「線」化を促すデジタル体験設計』、『聖地巡礼におけるユーザーと地域の課題を解決するプロダクト開発』という難しいテーマに対して、株式会社モンスターラボが提供するAI駆動開発プラットフォーム[MonstarX]を用い、テクノロジーによる価値創造に挑みました。

 11月14日のDemo Dayには約60名が参加し、参加者は5つのチームのアイデア、プロダクト、活動プロセスのプレゼンテーションに耳を傾け、交流タイムでの意見交換を楽しみました。テクノプロジェクトの参加者からは、

  • 難易度が高くスピード感あるイベントだったが、最後までやり切れて大きな達成感が得られた
  • 外国人メンバーとの協働は、ナショナリティによってコミュニケーションの難易度が変わるということを実感し、今後に向けての学びとなった
  • 相手の意図を理解しようとする、自分の意図を伝えようとするといった、丁寧なコミュニケーションを強く意識する習慣がついた
  • 最初はコミュニケーションやスキルなど不安満載だったが、「やってやれないことはない」ことが体験できた
  • 地域や言語の壁を越えて、同世代が頑張って取り組んでいる様子は刺激になる

といった声が寄せられ、高い満足度が得られたようです。

[テクノプロジェクトのエンジニアが参加するチームプレゼンテーションの様子]

 Hack Yakumoは、出雲・松江・米子圏域を中心に山陰エリアを広く巻き込みながら定期的に開催することで、地域内の多様な人材、多様な業種が広く交流でき、共創できる機会づくりを目指しています。
 テクノプロジェクトは、実行委員会としてHack Yakumoの運営に携わることで、

  • 地域の事業者とエンジニア、海外の高度人材が協力し、技術と文化の融合を図る
  • 産官学民が一体となり、地域における外国人材活躍を促進する場を創出する

 ことに取り組んでいきます。

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 テクノプロジェクトでは、現在2名の高度外国人材をインターンシップとして受け入れ、海外人材との共創文化醸成や、圏域企業との交流に取り組んでいます。  インターンシップには、経済産業省の事業と、中海・宍道湖・大山圏域市長会の事業を活用し、既に海外インターンシップの受け入れ経験のある第1バリューデザイン部に加え、今回はじめて第3バリューデザイン部が受け入れに挑戦しています。 プラタメシュさん(写真中央)、アンさん(写真左から3人目)と受け入れ部門のみなさん   1.配属部門:第3バリューデザイン部 名前:Prathamesh Mahendra Kambleさん(プラタメシュさん) 出身:インド・マハーラーシュトラ州・プネー 現在:インドのIT企業でのAndroidエンジニア経験を踏まえ、インターンシップ挑戦中 インターンシップ期間:2025年11月7日~12月19日(経済産業省 国際化促進インターンシップ事業) インターンシップへの応募動機: 日本の文化にとても興味があり、インターンシップを希望しました。  ホームページに書かれた「生きるを良くする技術欲。」という理念に共感し、テクノプロジェクトをインターンシップ先に選びました。 将来的には日本で生活したいと考えています。チームワークを重んじ、詳細にこだわる職業文化を学びたいと思います。  インターンシップの状況: 真面目に業務に向き合うとともに、時間外でも新しい技術の勉強に主体的に取り組んでいます。新しい技術に触れる機会が多く、勉強することが楽しいと感じているようで、外国人材が多数参加する国際ハッカソンや、圏域企業で働く外国人材が集まる交流会などのイベントにも積極的に参加し、良い体験を積み重ねています。   2.配属部門:第1バリューデザイン部 名前:Ann Maria George(アンさん) 出身:インド・ケララ州・コチ 現在:ラジャギリ工業技術大学から島根大学に交換留学中 インターンシップ期間:2025年11月25日~2026年3月13日(中海・宍道湖・大山圏域市長会 インド人材受入・企業連携推進事業) インターンシップへの応募動機: AI、機械学習、クラウド・コンピューティングの技術スキルを伸ばし、日本独特の労働文化への適応と理解を深めたいと思います。そして将来、日本企業でキャリアを築きたいと考えています。 インターンシップの状況: 本格的な就労体験はこれからで、また大学活動も並行するため、まずは当社の企業文化、仕事環境、チームメイトの理解に取り組んでもらっています。明るくコミュニケーション力が豊かで、社内外の多くの方との関わりが双方に良い効果をもたらすと期待しています。    すでに地域の企業やコミュニティとの交流、受け入れ部門間の交流を行うなど、プラタメシュさんとアンさんにとって最高のインターンシップ体験となるよう、組織、チーム、メンバーが一丸となってサポートします。 (写真中央がプラタメシュさん) (写真左端がアンさん)  インターンシップの受け入れにより、海外エンジニアや海外ビジネスに興味を持つ人材が増え、また、業種や地域を超えたパートナーシップが繋がり、そして拡がります。  テクノプロジェクトは、このような活動を通して、多様なキャリアを受け入れる企業風土づくりに取り組んでいます。
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